リコーダーの練習、みなさんどうされていますか?
リコーダーの音って、こんなに大きかったかしら?
家で子供の練習する音の大きさに、私もドキッとした一人です。
自分が子供の頃には、あまり感じた事がありませんでしたが、
最近、こうした音の問題はよく話題になります。
使って頂いたご家庭でわかったのは
音で困っていたのはご近所だけでなく、家族もだった。
「dim.dim.」は実験用の組立キットとして、販売を開始、
お陰さまで2年になります。
購入後のご感想として多かったのが、
ご近所への迷惑を気にして購入したが、
実は、家族が一番楽になったというものでした。
練習は応援してあげたかったけど
「時間、場所」などのルールという制限ばかりしていた。
子どもも親も忙しい中で、負担が大きいところでした。
子ども達も、練習の失敗を聴かれるのが嫌だった。
忘れていましたが、確かに自分もそうでした。
親目線で考えていましたが、子ども達が教えてくれました。
気兼ねなく子供たちも練習できるようにするためにも
音量は大切なのだと思いました。
家庭で練習出来る音の大きさはどれくらい?
リコーダーの音は他の楽器よりは小さな音です。
しかし、90㏈(デシベル)と言えば、カラオケ店内の音量です。
ご家庭で楽器練習できる音量を、KOTORI楽器が昨年、「楽器フェア2016」でアンケートをしました。
昼間でもテレビの音より小さい音量(60㏈)
夜間なら話し声程度の音量(50㏈)以下、
といいうのが一番多く頂いた回答でした。
みなさんのご家庭では、どのくらいの音量なら大丈夫でしょうか。
ピッチ(音程)が下がっても欲しいという声が79.4%ありました。
(「楽器フェア2014」でKOTORI楽器が行ったアンケート結果)
「dim.dim.」は音量をとても小さくできますが、一定の音量より小さくすると
ピッチ(音階)が全体に下がるという性質があります。
それでも、練習の時間と場所の自由度が変わることを、多くの方が望んでいるという数字です。
KOTORI楽器はこの数字をとても大切だと考えました。
そして、dim.dim.を作ることを決めてからは、
丁寧に材料を選び、思いを形にしてくれるチームで作ってきました。
「気兼ねをしないで出来るリコーダー練習」その楽しさを親子で体験して下さい。
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